ノートパソコンの熱対策が可能になったので、クライアント版でPSO2・NGSを起動。

クライアント版でPSO2・NGSを起動してみた

PSO2・NGS公式サイト

 PSO2・NGSをクライアント版で起動する場合は、手元のマシンでもゲーム処理が行われることもあって、かなりのマシンスペックが必要になります。さらにCPUの発熱についても、クラウド版以上に激しくなります。

 吸引式冷却ファンと冷却台を用意してノートパソコンの熱対策が可能になったので、試しにクライアント版でPSO2・NGSを起動してみました。

 クライアント版PSO2・NGSを起動している状態で、Windows10システムツールの「タスクマネージャ」から、システムの利用状況を確認。

 次のグラフは、フィールドを歩き回っている状態での、システムのリソース(CPU、メインメモリ、ディスクアクセス速度、イーサネット、2つのGPU)の使用状況になっています。

クライアント版PSO2・NGSを起動している状態でのリソース使用状況。

 グラフの結果から、CPUとメモリ、イーサネット(LAN)、GPU0(通常のグラボ)については、十分に余裕があると言えます。

 ディスクアクセス速度については、街やフィールドを歩き回っている間は、断続的に上下していましたが、起動やブロック移動になると、大容量のデータを読み込むためなのか、しばらく100%の状態が続いてました。

 GPU1(ゲーミンググラボ)については、PSO2・NGSを起動している間、40~100%の範囲を上下してました。エネミーやマップオブジェクトが多い場所であれば、100%の状態がしばらく続くこともありました。

 次はシステムの発熱について。次のグラフは、PSO2・NGSをクライアント起動している状態でのシステム(CPU)温度となってます。

PSO2・NGSをクライアント起動した状態でのシステム(CPU)温度。

 吸引式冷却ファンと冷却台を最大出力にした状態で、PSO2・NGSを起動すると、360~370K(87~97℃)の間を行ったり来たりしてました。大量のエネミーを相手にする戦闘になれば、370Kあたりが続いてました。ここで、何かの理由でシステム温度が数K上がれば、安全装置が作動して作動してシステムが強制シャットダウンになります。

 これらの結果から、今のマシンでクライアント版のPSO2・NGSを起動して街やフィールドを歩き回ることは可能ですが、緊急クエストなどの処理が重いイベントなどを行うのはきついかもしれない。

 PSO2・NGSで活動するにあたり、普段はクラウド版の方を使用し、クライアント版については、特殊な場合(混雑でクラウド版が起動できない場合にログインボーナスを受け取る、倉庫整理をするなど)に限定した方がいいかもしれない。

武器/防具に特殊能力を追加

 PSOS・NGSでも、武器や防具に特殊能力を追加することが可能です。特殊能力の追加システムは、旧PSO2から大きく変わってます。

 武器/防具に特殊能力を追加するには、セントラルシティ西の電子看板の近くにいるアディラのサイドタスクを受注します。受注するとアディラから特殊能力カプセルを10個渡されるとともに、アイテムラボに行くと「特殊能力の追加」が新たに解放されます。

武器に特殊能力を追加。

 まず、特殊能力を入れるスロットについて。NGSでは、スロットの数は武器/防具の強化値に依存します。

 強化値が+0~+19 の場合は、2スロット。+20~+39の場合は、3スロット。+40の場合は、4スロットです。

 なお、武器/防具のドロップ時にすでに付与されている特殊能力(プリセット能力)は、スロット数とは別枠になります。

 特殊能力の付与は、エネミーからのドロップなどで入手する特殊能力カプセルを使います。特殊能力の付与にあたり、該当する特殊能力カプセルを投入する数が多い(最大10)ほど、成功率がアップします。

 それから、特殊能力用のスロットが空いている限り、すでに特殊能力が付与済の武器/防具に別の特殊能力を追加することもできます。この場合、付与済の特殊能力は消えないので、1種類づつ特殊能力を付けることが可能です。

あちこち回りながら、戦闘力950を目指す

 研究所のクエストに行くためには、戦闘力950の壁があります。戦闘力を上げるためには、クラスレベルを上げたり、スキルポイントを集めたり、装備を強化することが必要になります。

 クラスレベル上げの経験値と装備を強化するためのメセタを稼ぐために、デイリー/ウィークリータスク、サイドタスクも消化していきます。

 サイドタスク「山頂からの景色」をクリアするために、西エアリオのリューカーデバイスからマヒナパリ山を登っていき、山頂に到達できました。余談ですが、マヒナパリ山の山頂に立つと、NGSのタイトル画面のBGMが流れます。

マヒナパリ山の山頂から見たセントラルシティ。

 各地のコクーンも回って、スキルポイントを回収。クリアできればスキルポイントもらえるので、サイドミッションは気にしない。

 滝の裏側には洞窟があり、その洞窟の奥にコクーンがありました。

滝の裏側の洞窟。
洞窟の中のコクーン。

 このコクーンのクエストは、「ローンウェイ」。エネミーは出現せず、ゴールまでフォトンダッシュで駆け抜けるクエストです。サイドミッションを無視してゴールに到達するだけであれば、黄色の□がある方へ走り続けていればOK。

フォトンダッシュでゴールまで駆け抜けろ!

 失敗条件は「1時間以上経過」なので、コクーンの中で寝落ちして放置などでない限り失敗条件を満たすことは無いと思う。

ヴァンフォード研究所跡のクエストを開始

 戦闘力が950にたどり着いたので、ようやくヴァンフォード研究所跡のクエストに着手できます。

 ヴァンフォード研究所跡の近くにいるアイナに話しかけるとイベントシーンが発生し、その後研究所のエリアに入場可能になります。なお、この時点では、研究所跡エリアにあるリューカーデバイスの所には入れないです。

ヴァンフォード研究所跡のクエスト開始。

 ヴァンフォード研究所跡の地形はコンテナの残骸などで凹凸が激しいため、移動が大変。場所によっては、フォトンダッシュからの2段ジャンプ、ウォールキックなどのアクションが必要になります。

「ドローム」というドローンみたいなエネミーを倒すと、しばらくの間ドロームが味方となり、出現したエネミーを自動的に攻撃してくれます。

 ドールズの一団を倒しながら進んでいくと、イベントシーンが発生。大型ドールズのダイダル・ソードが出現します。強力なレーザーを頻繁に撃ってきます。

ダイダル・ソードが出現。

 ダイダル・ソードは氷属性が弱点なので、レーザー攻撃を回避しつつバータを叩き込んでいきます。凍り付いてダウンしたら、上半身部分にフォトンブラストを叩き込んで一気に削ります。

 ダイダル・ソードを倒すと、イベントシーンが発生。レゾルの森の方で大きな音がするとともに、ブルーダー隊からの通信途絶と、急いでセントラルシティに戻ることをランから言われます。

ランからの通信。

マルチウェポンで他武器種用のスキルを使用可能に

 指令室に戻ってくると、イベントシーン発生。

 クロフォードの話によれば、レゾルの森に出現した巨大ドールズは「ネクス・エアリオ」らしい。

 指令室のモニターに映される「ネクス・エアリオ」。獣のようなドールズです。

モニターに映される「ネクス・エアリオ」。

 この「ネクス・エアリオ」は、10年前に出現してエアリオ・リージョン全体に大規模な被害を及ぼしており、かなり危険な存在です。

「ネクス・エアリオ」の出現とともに、レゾルの森で任務にあたっていたブルーダー隊からの連絡が途絶えたことに加え、各地でドールズの動きが活発になってます。

 ユーザーキャラクターたち一行は、レゾルの森でブルーダー隊を捜索する任務に志願。

 指令室のイベントが終わってから、ガイドマーカーに従ってセントラルシティ内にいるスタッギィの所に行くと、マルチウェポンについての話が出るとともに、フォトンクォーツと200メセタを渡されます。

 この後アイテムラボに行くと、マルチウェポンが新たに解放されます。

マルチウェポン解放。

 マルチウェポンは、同じシリーズの他武器種を融合することで、融合した武器種の一部のスキル(フォトンアーツ、テクニック)が使用可能になります。ベースが「プリム」シリーズであれば、「プリム」シリーズの他武器種が融合の対象になります。

プリムロッドにプリムウォンドを融合。

 融合した他武器種用のスキルを使うには、そのスキルが使用可能なメイン/サブクラスになっている必要があります。

武器の潜在能力を解放

 マルチウェポンが解放されると同時に、武器の潜在能力を解放できるようになります。

武器の潜在能力を解放。

 解放できる武器の潜在能力は、武器のシリーズごとに決まってます。例えば、「プリム」シリーズであれば、「節制の型」の潜在能力が開放されます。

プリムロッドの潜在能力「節制の型」を解放。

 潜在能力を解放するとLv1になり、最大Lv4まで上げることができます。Lv4に上げるためには、N-エクスキューブ(NGS用のエクスキューブ)が必要になります。

 アイテムラボのマルチウェポン解放イベントを済ませると、レゾルの森に向かうことになりますが、ここで再び戦闘力制限があります。次の必要戦闘力は1,100です。戦闘力が1,100に達していなかったので、メインタスクはしばらくお休み。

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