自動販売機のテストケースを原因・結果グラフを使って作成。(平成17年秋ソフトウェア開発技術者午後1問2)

解答です。

設問1
ア:有効同値 イ:無効同値 ウ:境界前後の値

設問2
エ:-NY-

設問3

設問4
売切れランプ点灯
釣銭切れランプ点灯

解説してみた。

設問1
・[ア]、[イ]について
 ブラックボックステストの同値分割において、仕様を満たす値を有効同値、仕様を満たさない値は無効同値という。よって、[ア]に入るのは「有効同値」、[イ]に入るのは「無効同値」になります。

・[ウ]について
 境界値分析は、仕様を満たす値のグループと仕様を満たさない値のグループの境界とその前後の値をテストデータとして使用して、正しく使用を満たすかテストします。よって、[ウ]には「境界値」又は「境界付近の値」が入ります(IPA公式解答)。「境界前後の値」でもOKだと思う。

設問2
・「購入可能ランプ点灯」は、「硬貨投入」「投入合計額≧商品の価格」「売切れランプが点灯していない」の全ての条件を満たしている必要があります。
・「売切れランプ」が点灯していれば、他の条件に関係なく売り切れランプが点灯します。
・「インジケータに合計投入額表示」と「そのまま返却」は、売切れランプの状態は関係ないです。

 よって、エには「-NY-」が入ります。

設問3
 <3>の状態は、購入可能ランプが点灯した状態で購入ボタンを押した際に、「釣銭が必要」「釣銭切れランプが消灯している」ケースになります。

 この場合は、「商品を取出口に置く」「購入可能ランプを消灯する」「インジケータの表示を0に初期化する」「釣銭を返却口に戻す」の4つの処理が行われます。これにより、図4において、<3>から「商品を置く」「インジケータ初期化」「釣銭返却」「購入可能ランプ消灯」の4つの結果に向かって線が引かれます。

 それから、「商品を置く」は、<2>・<3>のいずれかで発生するため、Vを付けます。「インジケータ初期化」は、<2>・<3>・<4>及び「投入金返却を押す」のいずれかで発生するため、Vをつけます。

 よって、正解は設問3の解答の所に表示した図のようになります。

設問4
・商品が取出口に置かれたときに、その商品が最後だった場合は売り切れになります。そうなると、売切れランプを点灯させる必要があります。
・釣銭返却の結果、釣銭が不足した場合は、釣銭切れランプを点灯させる必要があります。

 これらのことから、足りない結果は「売切れランプ点灯」と「釣銭切れランプ点灯」になります。

IPAの公式解答はこちら。
平成17年秋ソフトウェア開発技術者午後1 IPA公式解答(PDFファイル)

 今回は、空欄に字句などを記入して解答する形式に加え、条件を満たすように原因・結果グラフを完成させる問題が登場。原因・結果グラフは今回初めてだったこともあり、グラフの読み方を把握し、足りない部分を追加してグラフを完成させるまでがなかなか難しかったです。

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